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Java初心者がSilver資格で学んだ“わかりにくい文法”5選

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Java Silver資格の勉強を始めると、基本的な文法でありながら、何度もつまずいてしまうポイントがいくつか出てきました。

この記事では、特に「理解しにくかった」「混乱しやすかった」文法を5つピックアップし、自分がどんなところでつまずいたのか、体験をもとに丁寧に振り返っています。

これから資格を目指す方の参考になれば幸いです!


目次

1. 配列の初期化・宣言方法(Javaの配列文法)

配列は複数の値をまとめて扱うためのデータ構造です。Javaの配列は int[] arr = new int; や int arr[] = {1, 2, 3}; のように、宣言や初期化の方法が複数あります。

難しいと感じたポイント

配列の宣言の仕方が、思った以上に種類があって最初は戸惑いました。
例えば、「int[] arr1 = new int;」と「int arr2[] = {1, 2, 3};」の違いとか、型の後ろに「[]」を付けるか、変数名の後ろに付けるかで意味が変わったりして、混乱しやすかったです。

Javaの配列宣言:OKパターン5つ/NGパターン5つ

OKパターン(正しく宣言・初期化できる例)

  • 要素数5の配列を作る。
    int[] arr = new int;
  • 宣言と同時に初期値を指定。
    String[] names = {"Alice", "Bob"};
  • 宣言と初期化を分けて書く。double[] scores;
    scores = new double[]{90.5, 85.0};
  1. new付きで初期値を指定。
    char[] letters = new char[] {'a', 'b', 'c'};
  2. 変数名の後に [] もOK。int arr1[], arr2[];
    arr1 = new int[2];

NGパターン(コンパイルエラーになる例)

  1. 要素数指定がない。
    int[] arr = new int[];
  2. Javaではサイズ指定せず宣言必須。
    int arr;
  3. 代入時は new が必要。int[] arr = {1, 2, 3};
    arr = {4, 5, 6};
  1. 要素数指定と初期値は同時にできない。
    int[] arr = new int{1, 2, 3};
  2. 宣言後の代入で波括弧だけはNG。int[] arr;
    arr = {1, 2, 3};

試験では「正しい配列の宣言方法」を問う問題がよく出るので、OKパターン、NGパターンを整理しておく。


2. 制御構造(forループ・ラベル付きbreak/continue文法)

Javaの制御構造には、通常のfor文や拡張for文(for-each)、さらに複数ループを制御するラベル付きbreak・continueがあります。

難しいと感じたポイント

通常のfor文は何となくわかるんですが、「拡張for文(for-each)」や「ラベル付きbreak/continue」が出てくると、一気にわけがわからなくなりました。
特に、複数のループにラベルを付けて処理を抜けるときに、どこまで抜けるのかイメージできず、コードを動かしても出力結果と自分の予想が違うことが何度もあって、かなり戸惑いました。
「outer: for〜」みたいな書き方は、慣れるまで時間がかかりましたね。

試験対策として覚えておきたいこと

ラベル付きのbreakやcontinueはSilverの試験でも頻出なので、小さなコード片で動きを確認しながら覚えておくと安心です。拡張for文は配列やコレクションの要素を簡単に扱う便利な文法として押さえておくべきポイント。


3. オブジェクト指向(クラス・インスタンス・static修飾子の文法)

Javaはオブジェクト指向言語で、クラスやインスタンス、静的(static)変数・メソッドといった要素が文法として登場します。

難しいと感じたポイント

static(静的)変数とインスタンス変数の違いは、説明を聞いただけではなかなか腹落ちしませんでした。
「staticはクラス全体で共有される」って言われても、実際どう違うのか、コードで確認しないとピンとこなくて。
あと、staticメソッドの中でthisが使えないことも不思議で、何度調べ直したか分かりません。
こういう説明は頭で理解するより、実際にコードを書いて確かめたほうが腑に落ちました。

試験対策として覚えておきたいこと

Silverの試験でもstaticの扱いは必須です。staticとインスタンスの違いは、自作コードを動かして実感するのが一番。疑問に思ったら、すぐに試す習慣をつけると良いと思います。


4. 型推論(varによる型推論文法)

Java SE10以降、ローカル変数の宣言で型名の代わりにvarが使えるようになりました。右辺の値から型が自動決定されるのが特徴です。

難しいと感じたポイント

Javaのvarはローカル変数のみに使える、という制限が最初は気づかなくて、なんでエラーになるのか分からないことがありました。
右辺の型で型が決まることも意識していなかったので、違う型の値を代入しようとして何度もはじかれてしまって。
エラーメッセージもあまり親切じゃなくて、原因を見つけるのに苦労しました。

試験対策として覚えておきたいこと

varの使い方はSilverで注目されるポイントなので、使える場所や制限を正しく理解しておくことが必要です。実際にvarを使ってコードを書き、エラーが出た場合にどのようなメッセージが表示されるかもチェックするとよいでしょう。


5. アクセス修飾子(public/private/protected/package-privateの文法)

アクセス修飾子とは、クラスやメンバー(変数・メソッド)の利用範囲を制御する文法要素です。public・private・protected・package-private(デフォルト)があります。

難しいと感じたポイント

publicやprivateについてはなんとなくわかっているつもりだったんですが、「何も書かない場合はパッケージプライベートになる」というルールは意外に知らなくてビックリしました。
protectedの範囲も曖昧で、継承やパッケージの違いでどう扱われるのか、なかなか理解が進みませんでした。
実際のコードでどこからアクセスできるのか確かめるまで、何度もミスを繰り返してしまいました。

試験対策として覚えておきたいこと

アクセス修飾子はSilver試験の重要事項です。public、private、protected、デフォルト(パッケージプライベート)の違いを自分でまとめて表にするなどして整理すると理解しやすいです。具体的なアクセス範囲については、例題をたくさん解いて感覚をつかむのが効果的です。


まとめ

自分が勉強してきた中で特に難しいと感じた文法ポイントを振り返ってみると、「説明だけではイメージしにくい」「実際に手を動かして確かめないと腹落ちしない」ものが多かったです。

勉強中何度も混乱して立ち止まり、試験直前でも何度も読み返して確認しました。

こうした経験を共有することで、同じように勉強を進めている方の助けになれば嬉しいです。

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