Java Silver SE17試験の第一章について、試験に出るポイントを自分なりに整理していきます。
自分が迷ったところや押さえておきたい部分を中心にまとめているので、復習や理解の確認にもぴったりです。
同じように学習中の方にも役立つ内容になっていると思います。

参考になったらぜひお気に入りやシェアしてくださいね!
パッケージ
パッケージは、名前のかぶりを防ぎクラスをまとめて管理するためのグループのことです。



目的と宣言について整理していきます!
パッケージの目的
- 名前のかぶりを防ぐためのグループ分けの仕組みを提供している
- アクセス修飾子と組み合わせて、誰がそのクラスを使えるかを制限する仕組みがある
- クラスを種類ごとに整理して、分かりやすく管理できるようにしている
パッケージ宣言
- パッケージ宣言はソースコードの先頭行
- パッケージ宣言の前に書けるのはコメントのみ
パッケージ宣言NG例
import java.util.Scanner; //パッケージ宣言の前に記述できるのはコメントのみのため、コンパイルエラー
package com.example;
public class Example {
public static void main(String[] args) {
}
}
起動パラメータ
起動パラメータは、javaコマンドのクラス名やソースファイル名の後ろに、スペースを入れて記述します。



ルールを確認していきます!
- スペースは言葉や単語を区切るための記号として使われる
- スペースが入った文字列をまとめて一つの言葉として扱いたいときは、ダブルクォーテーション(””)で囲む
- ダブルクォーテーションは囲むためだけに使い、文字としては扱われない
javacコマンドとjavaコマンド
javacコマンドはJavaのソースコードをコンパイルし、javaコマンドはコンパイルしたクラスを実行するためのコマンドです。



ぱっと見似てますが、違いを明確にしていきます!
- コンパイルする時は、「javacコマンド」の後に、ファイル名を拡張子「.java」まで含めて書く
- 実行する時は、「javaコマンド」の後に、ファイル名ではなくパッケージ名も含めたクラスの名前(完全修飾クラス名)を書きます
javacコマンド(コンパイル)
//構文:javac ソースファイル名.java(拡張子をつける)
javac HelloWorld.java
javaコマンド(実行)
//構文:java クラス名(拡張子付けない)
java HelloWorld
ソースファイルの作成



javaプログラムの作成に必要な構造を確認していきます!
クラス宣言
構文:修飾子 class クラス名 { … }
public class SampleClass {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("これはクラス宣言の例です。");
}
}
main()メソッド
構文:public static void main(String[] args) { … }
public class MainExample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("これはmainメソッドの例です。");
}
}
ソースプログラムの記述ルール
- インデントなどのスペースは半角(またはタブ)を使用する
- 大文字と小文字は区別して使用する
違反するとコンパイルエラーとなる
オリジナル一問一答
完全修飾クラス名の表記方法は?
パッケージ名.クラス名
パッケージ名命名の慣習は?
ドメイン名を逆にする(例:xxx.co.jp → jp.co.xxx)
パッケージ宣言を省略したクラスはどこに属する?
無名パッケージ
インポート宣言とパッケージ宣言を同時に行うとき、どっちを先に記述する?
パッケージ宣言
インポート宣言しなくても、自動的にインポートされるものは?
①java.langパッケージに属するクラス
②同じパッケージに属するクラス
無名パッケージに属するクラスは、どこに所属するクラスからアクセスできる?
無名パッケージ
明示的にパッケージ宣言したクラスから無名パッケージにアクセスしようとすると?
コンパイルエラーになる
引数入力時、ダブルクォーテーションの役割は?
スペースを含む文字列を1つとして扱う
引数入力時、ダブルクォーテーションを文字として扱いたいときは?
ダブルクォーテーションの前に\をつけ、\” とする
まとめ
第一章を学んでブログ記事にまとめる中で、自分でも驚くほど理解が深まったと感じました。
最初は難しく感じていたルールや用語も、じっくり向き合って整理するうちにしっかりと納得できるようになりました。
これからの章も焦らず、自分のペースで着実に進めていきたいと思います。